SourceForge.netのDLページから latex-beamer, pgf, xcolor の .tar.gz をDL。
ちなみに 06/12/31 現在の Latest はそれぞれ Ver. 3.06, 1.01, 2.00。
rootで、
# tar xvfz latex-beamer-3.06.tar.gz
# tar xvfz pgf-1.01.tar.gz
# tar xvfz xcolor-2.00.tar.gz
# cp -r latex-beamer-3.06 /usr/share/texmf/tex/latex/latex-beamer
# cp -r pgf-1.01 /usr/share/texmf/tex/latex/pgf
# cp -r xcolor /usr/share/texmf/tex/latex/
# mktexlsr
とすればインストール完了。
はじめの3つは .tar.gz の解凍と展開(tar がアーカイブ化で gz が圧縮)なので、
rootである必要はない。
cp -r はディレクトリのまるごとコピーで、コピー先の編集にroot権限が必要。
はじめから上のディレクトリ /usr/share/texmf/tex/latex/ に展開すればコピーの必要はない。
最後のは ls-R というものでパッケージを管理しているときに必要らしい。
よくわからない場合は取り敢えず実行しておけば良さそう。
以上を実行後、再ログインの必要は無し。
ちなみに、プレゼンファイルは基本的にPDFビューアのプレゼンモードじゃないと正しく見えない。
DVIのままではダメ。
参照先では /usr/local/share/texmf/tex/latex/ にコピーしているが、
私のVine 4.0 では同様のディレクトリが上記ではなく /usr/share/texmf/tex/latex/ に
存在していたので変更した。
テーマ(背景)は /usr/share/texmf/tex/latex/latex-beamer/themes/theme
に納められている模様。見てみると、参照先で紹介されているものよりも沢山ある。
アホほど親切だと有名なマニュアルは、Beamerのディレクトリの中にある
beameruserguide.pdfというファイル。
サンプルなんかも全て同じBeamerのディレクトリの中に入っているので、要参照。
Windowsの場合。
基本は同じ。自分のTeXの入ったフォルダの中で似たようなフォルダ(=ディレクトリ)を探しているといろいろなパッケージの入ったフォルダがあるので、そこに落としてきて解凍した3つを入れて、コマンドプロンプト(スタート→全てのプログラム→アクセサリにあるはず)で、
# mktexlsr
を実行する。この際、カレントディレクトリはどこでも良い(つまり、ただ入力して Enterキー を押せば良いということ)。
Linux では DVI で見ると変な表示がされるだけだが、Windowsでは DVI ビューアを実行しても「応答がありません」とか言うのになるだけなので、プレビューは面倒。
目次が文字化けするけれど、プレゼンモードのままで section 毎にリンクが貼られているので特に問題は無いと思う。どうしても嫌なら直せるらしい。